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コンベックスの選び方とは?建設現場向けにコツを解説!
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- コンベックスとは?
- コンベックスの選び方
- コンベックスの使い方
- 計測時の注意ポイント
- 建デポ インパクトドライバー売れ筋ランキング
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- まとめ
コンベックス(巻尺)は、建設現場で欠かせない計測工具です。
コンベックス選びが、作業効率や精度を大きく左右します。
しかし、製品によって長さ、素材、機能などが異なり、どれを選べばよいか迷う方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、現場監督の方々を対象に、コンベックス選びのポイントや使用方法を解説します。
コンベックスとは?
コンベックス(巻尺)は、測定したい物体の長さや幅を簡単かつ正確に測れる計測工具です。
コンベックスの基本構造と特徴
コンベックスの基本構造は、ケースに収められた巻取り式のテープと、固定用のロック機能を備えたシンプルなものが主流です。
テープには目盛りが印刷されており、耐久性を高めるためのコーティングが施されています。
爪と呼ばれる金属部品がテープの先端についており、これを引っ掛けることで計測を安定させる工夫がされています。
メジャーやスケールとの違い
コンベックスと似た計測工具として、メジャーやスケールがありますが、建設現場においてはコンベックスが主流です。
メジャーは主に布製や薄い素材で作られており、軽量で持ち運びに優れるものの、耐久性や剛性の点でコンベックスに劣ります。
一方、スケールは硬い金属製で直線を正確に測定できますが、柔軟性がなく、長い距離を測るには不向きです。
コンベックスは、これらの特性をバランス良く備え、特に屋外や工事現場での使用に適しています。
建設現場での活用シーン
建設現場では、正確な寸法計測が求められる作業が頻繁に行われます。
たとえば、木材や鉄骨の長さを測る際や、コンクリートの型枠を設置する際にコンベックスが活躍します。
また、コンパクトで片手で操作可能な点から、高所作業や狭いスペースでの計測にも重宝されています。
さらに、耐久性が高く、防塵・防水仕様のコンベックスを選ぶことで、過酷な現場環境にも対応可能です。
コンベックスの選び方
長さやテープの幅で選ぶ
コンベックスの長さとテープ幅は、使用する現場の状況に応じて適切なものを選ぶことが重要です。
一般的な建設現場では、5メートル以上のコンベックスが推奨されます。
これは、長い距離を測ることが多いためです。
一方、テープ幅が広いもの(19mmや25mm)は、目盛りが読みやすく、長さを伸ばした際のたわみが少ないため、正確な計測が可能です。
作業の種類や現場の規模に合わせて選びましょう。
ロック機能や便利機能の確認
コンベックスには、テープを伸ばした状態で固定できるロック機能が備わっているものがあります。
この機能により、計測中の手ブレを防ぎ、正確な計測が可能です。
また、フックが磁石仕様になっているタイプは、金属部分に簡単に固定でき、高所作業などでの利便性が高まります。
さらに、ストラップ付きや片手で操作できるボタン式のロック機能など、便利なオプションが付いたモデルも選択肢に入れると良いでしょう。
使用環境に適した材質を選ぶ
コンベックスのテープには、様々な材質のコーティングが施されています。
例えば、耐水性や耐薬性に優れたポリエステルコートは、湿気の多い環境や薬品を使用する現場に適しています。
一方、ナイロンコートは、錆を防ぎ耐久性を高める特長があり、長期使用を考える現場で活躍します。 反射を抑えて視認性を向上させるシリカコートも、屋外での使用に便利です。
作業環境を考慮して適した材質を選ぶことで、計測の精度と耐久性が向上します。
JIS規格や耐久性のチェック
コンベックスを選ぶ際は、JIS(日本工業規格)1級認証を取得しているかどうかも確認ポイントです。
この認証がある製品は、計測の精度が保証されています。
また、建設現場では工具が過酷な条件で使用されるため、耐久性も重要な要素です。
頑丈なケースや強化されたテープを持つ製品を選ぶことで、長期間安定したパフォーマンスを発揮します。
コンベックスの使い方
正確に測るための基本操作
コンベックスを使う際は、計測の精度を保つためにいくつかの基本操作を守ることが重要です。
まず、計測する対象物の端にコンベックスの爪を引っ掛け、テープを滑らかに引き出します。
このとき、テープがねじれたり、目盛りが歪むような状況を避けるように注意してください。
また、計測の際には、テープが対象物と平行になるよう意識することで、より正確な値を得ることができます。
最後に、テープを引き戻す際は、勢いよく戻すと破損の原因になるため、ゆっくりと巻き取るようにしましょう。
爪を利用した計測と注意点
コンベックスの爪は、計測精度を高めるための重要な役割を果たします。
爪は固定爪と移動爪の2種類があり、移動爪の場合は押し付けたときの厚みを考慮して設計されています。
そのため、爪をしっかり引っ掛けて計測することで、誤差を最小限に抑えることができます。
ただし、爪が曲がったり摩耗したりしていると、計測結果が狂う原因になります。定期的に爪の状態を確認し、異常があれば交換しましょう。
特殊な計測シーンでの活用法
建設現場では、直線を測るだけでなく、特殊な計測が必要なシーンも多々あります。
例えば、高所や狭いスペースでの計測では、片手で操作しやすいコンベックスを選ぶと便利です。
また、テープを壁や天井に沿わせて曲線を測定する場合は、柔軟性のあるテープを持つモデルが適しています。
さらに、金属面での計測には、マグネットフック付きのコンベックスを使用すると固定が簡単になり、安全性が向上します。
現場の状況に応じた使い方をマスターすることで、作業効率が大きく改善します。
計測時の注意ポイント
爪やテープの状態確認
計測精度を確保するためには、コンベックスの爪やテープの状態を定期的に確認することが重要です。
爪が曲がっていたり摩耗していると、正確な測定ができなくなる可能性があります。
また、テープ表面の目盛りが擦り切れて読み取りにくい場合も、誤差を招く原因になります。
作業の前に爪の動きがスムーズかどうか、テープの状態が良好かをチェックしましょう。
問題がある場合は、速やかに交換や修理を行うことが大切です。
測定対象物との平行・垂直保持
正確な計測を行うためには、コンベックスのテープを対象物に対して平行かつ垂直に保つことが重要です。
テープが斜めになった状態では、実際の長さよりも短く表示されることがあります。
また、目盛りの読み取りも困難になり、作業の効率を損ねる原因となります。
特に広い範囲や高さのある場所を計測する際は、しっかりとテープを張り、計測対象物との角度を確認してください。
テープのねじれ防止
計測中にテープがねじれてしまうと、目盛りが正確に読めなくなるだけでなく、テープそのものが傷んでしまう可能性もあります。
ねじれを防ぐためには、テープを引き出す際に片手で適切なテンションをかけながら、テープがまっすぐ伸びるよう注意を払うことが重要です。
また、テープがねじれた状態で無理に戻そうとすると、ケース内部の部品が損傷するリスクもあります。慎重な取り扱いを心掛けましょう。
建デポ コンベックス売れ筋ランキング
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【1位】
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【2位】
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【3位】
コーナン ◎メジャー 25mm×5.5m PATE-776
【4位】
コーナン ◎メジャー ロック付 25mm×5.5m
【5位】
TAKAGI コンパクトコンベックス マグ爪 25mm×5.5m
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KDS プロネクストライト 25mm×5.5m PXL25-55PCL 4K
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【9位】
KDS プロネクストライト 25mm×5.5m尺相当 PXL25-55SPCL5K
【10位】
TJM 剛厚G セフマグ 25mm×5m GASFGLM2550
まとめ
コンベックスは、建設現場での正確な計測に欠かせない重要な工具です。
選び方や使い方によって、作業効率や精度が大きく変わります。
この記事で紹介したポイントを押さえることで、現場に最適なコンベックスを選ぶことができ、日々の作業をよりスムーズに進められるでしょう。
また、コンベックスを適切に選び、正しく使用することで、作業の安全性と効率が向上します。現場のパフォーマンスを最大限に引き出すために、自分の用途に合った一台を手に入れましょう。
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